耳をすませば
今日は一日中、お家に。
今朝起きて、陽に当たるベッドを見て、「ここで本を読んで過ごしたい。」
そう、思ったから。

昨日、恵比寿のお気に入りのパン屋さん「空と麦と」から買って帰ってきたパン。
かぶのスープ、新たまねぎとツナのサラダを作っていっしょに食べた。
本を読んで。おなかがすいたら冷蔵庫の中にある食材でお料理をして。
また、読んで。うとうとして…。
外の景色を見て、外の音を聞いて。
風を感じて。お日さまを感じて。季節を感じて。
ずっと、お家の中にいたのに、いつもより色んなことを感じていたな。

甘いものが食べたくなって、米粉でかぼちゃクッキーを作ったりした。ほど良い甘さ。
「手加減」できる範囲の食べものの大切さ。
ベランダから見えた煙突のけむり。遠くを飛ぶ鳥。
子どもたちの声。夕ご飯の支度をする音。
だしのにおい。
自分の「世界」の視点をどこに置くか、向かわすのか。そんなことを考えた。
最近ゆっくり外を見ることなんてなかった。
けど、今日は外に見える煙突のところまで。子どもたちの声が聞こえるその場所まで。
鳥が飛ぶ空まで。
ひろーい「世界」があった。パソコンやケータイで安易に手に取れる「世界」とは感触の違う「世界」

読み終わった最後のページの一文に、心がきらめいた。
本を読む「シチュエーション」って、大事だよね。
最近、「何もしないこと」に惹かれている。
余計なことは、いらないよなぁ。もっと、本質的に「生きたい」と思う。
何かを達成することはうれしいけれど、
達成していないと「生きていない」わけではないよね。

本の半分は、「緑のページ」
UBUDのサウンドマップも挟まっていた。サウンドマップつくり、してみたい。
自分にやさしくなれた春の日。
私だけでは、導けなかった気持ち、感情。
これからもいろんな人と会って、話して、過ごして、交換して。
巡り合っていきたい。
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