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1/2成人式「いのちの授業」

 
2月9日
肉の日産まれの妹におめでとうを伝え、
 
臨月のおおきなおなかを抱えたにゃんちゃんと、
にゃんちゃんの通う助産院の助産師さんといっしょに
 
小学校へ「いのちの授業」をしてきました。

朝から、高尾のほうには雪が降っていて、
 
そんな中ついたお山の上にある、高いところにある小学校は、
少し白くなっていて、
 
久しぶりの小学校にはしゃぐにゃんちゃんママを見て、
6年後にはにゃんちゃんの子どもも小学校に通うのか〜なんて、不思議と、感動の気持ちを抱えながら教室に入った。
 
 
 
小学校4年生に、いのちの授業。
 
産まれてから10年。
 
 
10歳を迎えて、
身体的にも、精神的にも
“こども”と“おとな”の狭間にいる子どもたち。
 
「1/2成人式」といって、今までの自分を振り返ったり、産まれること、命について振り返るってのをちょうどやっているんだって。
 
とってもすてきだと思いました。
 
 
いのちの授業では、
 
男の子と女の子の身体の違いを絵で見たり、(みんな恥ずかしそうにしていた)

命がどうやって、育っていくかをにゃんちゃんのおはなしを交えてお勉強したり、

おなかの中の赤ちゃんの心音を聞いたり、(赤ちゃんの心臓はとっても早く動く。)

産声を聞いたり、(おなかの中にいたときは、羊水ってお水の中にいるから、そのお水を出すのが産声。)
 
妊婦体験ジャケットを着て、妊婦さん体験をしたり、
(重さは8キロもある。すごい、重い!って感じるけど、
実際の妊婦さんは徐々に重くなっていくから、いきなりこんな重みを感じるってわけじゃない。らしい)

赤ちゃんだっこ体験をしたり(よくある人形を抱く。子どもたちは、『外人が産まれたー!』とかやってた。笑)

とかとか、とにかく内容盛りだくさん!!だった。
 
 
お手伝いをしに行ったはずなのに、ひろみも学ぶことが多くって。
 
うちは、女きょうだいしかいないから、男の子の身体についてとか
初めて知ったー!!!みたいなことがあって、びっくり。
 
 
前に女の子の身体についても、にゃんちゃんとおはなししてたら、(にゃんちゃんは実は看護婦さん。)知らないことがあったりして。
 
自分自身の女の子の身体と、
 
いつか結ばれるであろうたいせつな人の男の子の身体
 
それについて知らないことがあるって、なんだかいけない気がしました。
 
 
 
とってもすてきな体験で泣きそうになるくらい感動的な場面がたくさんあったんだけど、
 
特に印象に残ってるのは
にゃんちゃんのおなかを触ったり、おなかの中の赤ちゃんの心音を聞くって体験をしたときのある男の子のこと、かな。

この子、最初すんごい嫌がってて、怖がってて。(目そらして、全然おなかもにゃんちゃんのことも見れてなかった。)
 
 
嫌々触って、手でいろんなことを感じたんだと思う。
 
 
触り終わったその子が泣きそうだったから、
 
『大丈夫?怖かった?どんな感じがしたー?』って聞いたんだ。
 
 
そしたらね、
泣きそうな震えた声で
 
 
『怖くはない。。けど、なんかよくわかんないよー。わかんなかったー…』
って、言ってた。
 
 
 
きっと、‘いのち’ってわかんない。
 
そういえば、ひろみもよくわかんない。
 
けど、わかんないけど、なんか感じて、
 
なんかよくわかんないけど、涙が出そうになるんだよね。
 
 
 
圧倒的に奇跡の連鎖でできた‘いのち’に触れたとき、
 
よくわかんないけど、涙が出るんだって、思った。
 
 
 
おとなになると、たくさんの‘ことば’を覚えちゃって、感情もことばで整理しちゃったりするけど、
まだそんなに‘ことば’を覚えてない子どもに、なんかたいせつなこと、教えてもらったような感じがしました。
 
 
 
2月19日もことばでは説明できない‘いのち’のことを感じてもらえるような日になったらなぁと思いました○
 
 
*おしまい*
 

ひろみ