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理想と幻の違い。

 

お知り合いのママさんが書いていた「幻の子ども像」のお話が興味深くって、私の考えたことを書いておこうと思いました。

青木悦さんという方が「幻の子ども像」について本の中で書いているそう。

ー幻の子ども像とは、子どもに対する大小の不満を全部並べて全て反対語にすると現れる。

全部反対にするとまるでスーパースターのような、あり得ないくらい完璧な存在になる。ー

この「幻の◎◎像」って、子どもに限ったことではないよなぁと思った。

親でも、彼氏でも、彼女でも、友だちでも言えること。

ちょっと気になる“イヤだなぁ”と思うポイントがあって、溜まっていったりしてうんざりするけれど、

でも、その“イヤだなぁ”を書き出して、全部反対にしたら、超完璧な感じになっちゃうと思う。

あり得ないほどに。

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年末に、実家に帰ったり祖父母の家に行って、「何で、◎◎じゃないんだろう。」と感じたりした。

けれど、『じゃぁ、全部が◎◎になったら?』と言われたら、、、

確かにそうだよなぁ。あり得ない。

スーパー素晴らしい家族になりすぎるなぁって思って、「目の前のこと」に感謝できていなかった自分を反省したのでした。

 

幻を追い求めるよりも、今、目の前の、その人のありのまんまを歓迎して、よろこんで、感謝していきたいなぁ。

理想をもつことは大事。だけれど、幻を追うのはちょっぴり違う。

 

理想と幻って何が違うんだろう?と考えたとき、思ったのは、

理想は自分の中にあるけれど、幻は自分の外にあるのかも。

と思った。

“今・ここ”から離れ過ぎてしまっているのかも。

 

ぱぱとままになるまえから、

「これは理想?それとも幻想?」

という問いを自分の中に持っておくことは、

もしかしたらめちゃくちゃ大事なのかもしれないと思ったのでした。

 

 

ひろみ