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いいこと、思いついてる?
#小さなひらめきを実行してみる



こんにちは。
「NPO法人ぱぱとままになるまえに」代表の西出博美です。

ぱぱとままになるまえに
考えよう、
ぱぱとままになる ということ。


を、理念に活動する「NPO法人ぱぱとままになるまえに」には、
3つの「使命」があります。


パパやママに接することで、
将来のことを考えるきっかけを生み出す


先輩パパママに、
気軽に聞ける環境をつくる


パパママ像の固定概念を越えて、
多様な生き方を認められる社会をつくる



この「理念」と「使命」は、体現していくことで理解されていくと思うのですが、
今は直接会ったり、リアルな場をなかなかひらけない時期です。

なので、少しずつ、「理念」と「使命」を噛み砕いたコラムを書いています。


今月は、団体パンフレットに書いてある
【家族という概念を越えて、子どもと暮らすことを楽しむ社会に。】
という一文に触れるような出来事をテーマにしてみました。


6月のテーマは、

いいこと、思いついてる?
#小さなひらめきを実行してみる


です。


もうすぐ4歳9ヶ月になるむすこは、

『いいこと考えちゃった〜♪』

と言って、日々、いろんなことをひらめいては、すぐ実行し、楽しそうに過ごしています。

先日、塩っぱいものが好きな彼は、塩のついたえだまめばかりを食べていたので、
わたしに、「おかずとごはんも食べてね。」と忠告を受けます。


ふてくされながら食べていたのですが、すぐに、
『いいこと考えちゃった〜♪』


何をするのかと思ったら、えだまめをさやから外し、ごはんの上へ。

『おまめごはんにすれば、ごはん食べれる〜♪』

と言って、ルンルンで、自作の“おまめごはん”とおかずを食べていました。

好きなえだまめを食べることは止めずに、
「ごはんとおかずも食べる」という課題を楽しく解決しちゃったむすこの様子を見て、
関心しながら、いっしょに夕ご飯を食べたのでした。


また別の日も。

ねんど遊びをいっしょにしていたら、
『いいこと考えちゃった〜♪』


ティラノサウルス(恐竜の種類です)を作っていた彼は、“つよいティラノ”を作りたがっていました。

ひらめいたのは、「ハリガネをねんどに埋めこむと強そう」だったようで、
ねんどにハリガネを埋め込み、『…できたっ!!!』と、満足げ。



子どものそばにいると、子どもたちはよく、“いいこと”を思いついているような気がします。

そして、それを、なんの躊躇いもなく、すぐにやります。


小さなひらめきを、思いついたらすぐ実行に移してみる子どもの姿に関心し、そして刺激を受けたのでした。



実は、トップの芍薬の花の写真にも、むすこの“ひらめき”が写り込んでいます。
(「ここに仮面ライダー飾ったらいつでも見れるじゃん!」と、ひらめき、
リビングの机にヒーローがセロハンテープで貼りつけられています。)

ホントにいつも、ひらめいていて、それを実行に移して暮らしているのです。




なんか“いいこと”思いついてるっけな〜と振り返ってみると、
案外、些細なことを思いついていたりするものです。


けれど、大人になると何かにつけて、実行に移しにくい理由が浮かんでしまったりして、
なかなか実行には至らず。

“いいこと”は、あったはずのに、なかったことになっているのです…!

そんなのもったいないな、って最近思うのです。


思いついたこと、やってみませんか?


きっと、やらないよりも、やったほうが、“いいこと”につながるし、
“やれた!”を積み重ねることで、次の“やるまで”のステップも、きっと軽くなってゆくはず。
(子どもたちは体感として、それを得ていて、
もう、ひらめいたら実行に移す、が条件反射のようになっているような気がします)

梅雨のこの時期、小さなひらめきを実行してみることで、
日常が少しひらけてくるかもしれません。

新しい景色の中で、愉しみが増えていきますように。


それでは〜!


ひろみ