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背中を押してくれる日々。

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言葉よりも鮮やかに

語りかける日々がある

誰も、

立ち止まりはしないが、決して忘れることはできない日々。

 

これ、高校の卒業アルバムの一番最後のページに書かれている一文。

素敵なんです。

 

 

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うちの高校にはブタがいる。

 

週末に、大切な母校(高校)に行ってきました。

“学校生活”と言われる中で、高校が一番楽しくって、大好きだった。

今でも大好きで大切な場所。

 

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地元の駅で、「いつもの場所(エレベーターにぴったりのところ)」で電車を待つ。

ビルが2本も建ってて、電車待ちの風景は、だいぶ変わった。

 

高校を卒業してから、

「いつまでも“つくさか”(高校の愛称)に浸ってちゃだめだ。」って思って前に進んできた。

“いい報告”ができるように、自分の仕事とかで、ちゃんと成果が出てから行きたいと思ってた。

 

けど、年末に実家に帰ったときに、「総合学科に関する卒業生のアンケート」というのが届いていて(うちの高校は総合学科)

アンケートの回答をお願いする手紙に、

『このお願いを機に、学校が懐かしくなったという方は、ぜひ足を運んでください。お待ちしています。』

という一文が最後に添えられていて、なんだか急に恋しくなって、行ってしまった。

 

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休日でもサッカー部とハンドボール部が練習してる風景は変わらない。

 

“かえる場所”があるのは、しあわせなことだ。

 

うちの高校は国立だったから、先生の移動とかが少なくて、

今でも会いに行けば、安心する顔ぶれが揃っている。

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3年間担任だった先生と^^

 

変わったのは、会いに行くと、お茶を出してもらえるようになったり、

「今度は飲みにいこう。」という約束ができるようになったこと。

大人になったんだなぁ。

 

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変わらない部屋の汚さと先生たちの顔ぶれに、なんか安心したりして。

 

大人になったら、強くなって、

悲しいとか寂しいとか、そういう気持ちはなくなっていくもんだと思っていた。

けど、大人になればなるほど、大切なものは増えるし、

寂しいとか、悲しいって思うことも増えた。

 

それ以上にうれしいことも増えたんだけれど。

 

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学内だけで見れる、人生で初めて作ったHP。これは、恥ずかしすぎた・・・。

 

いつも歩いていた通学路を、同級生が運転する車で高校まで向かった。

高校生のころに、「双子みたい」ってよく言われてたのに、免許や車を持ってたりして、すっかり大人だ。

私は車はもちろん、免許もない~。

 

でも、話してる中で「あの頃と変わらないなぁ。」って思う場面があったり、

いっしょに笑ってる中で、「そういえば、笑いのツボが浅くなったのは、確実にこの子の影響だなぁ。」とか自分のルーツ?を思い出したり。

 

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校内には実のなる木もある。たぶん、デコポン?

 

「会いに行きたい人がいること。行きたい場所があること。

そして、その場所に行けて、会いに行ける人がいること。」は、しあわせなことだ。

 

なんか、気持ちに素直に従えばいいんだなぁと思った。

 

私はよく、“ちゃんとカタチになってから。”とか、“迷惑かもしれないから”とか想いにストッパーをかけちゃう。

 

けど、会いに行かなきゃわからないことも、

「会いたい。」と言わなきゃ伝わらないこともある。

 

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烏骨鶏もたくさんいる。ふわふわでかわいい。

 

ずっとずっと「成果が出ないと行けない…」って思ってたけれど、

『いつもがんばってる様子をFacebookで見てるよ。』って言われて素直にうれしかったし、

 

『で、西出は今どんなことしてるの?』って聞かれて、答えて。

 

直接会って、伝えたりする、そのやりとりが、むちゃくちゃ大事なんだよなぁって思った。

 

その結果、判断されるとか、「全然ダメじゃん。」とか思われたり、否定されることとかなくって、

受け容れてもらえたことが、うれしかったなぁ。

 

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広〜い農場もある。

 

そして、そのうれしさが活力になって、がんばろうってなんか純粋に思えたのでした。

こんなことなら、もっと早く行ってればよかった。

 

うん。このことを忘れずに、がんばろう。

 

立ち止まれないけど、ちゃんと鮮やかな日々が私の背中を押してくれているから。

 

ひろみ