お問い合わせ
風立ちぬ、観てきました。

8月5日、

「風立ちぬ」観てきました。

 

68年前の8月6日は、広島に原爆が投下された日。

▼映画の予告編

http://www.youtube.com/watch?v=-Q6pStcvr4U

 

 

▼広島市が6日に出した平和宣言。

https://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1110537278566/index.html

 

以下、引用。

 

世界の為政者の皆さん、いつまで、疑心暗鬼に陥っているのですか。

威嚇によって国の安全を守り続けることができると思っているのですか。

広島を訪れ、被爆者の思いに接し、過去にとらわれず人類の未来を見据えて、

信頼と対話に基づく安全保障体制への転換を決断すべきではないですか。

ヒロシマは、日本国憲法が掲げる崇高な平和主義を体現する地であると同時に、

人類の進むべき道を示す地でもあります。

 

 

 

最近、焦ってる。

受け継がなきゃ、そしてちゃんと伝えなきゃ、と。

戦争の恐ろしさを語る人は、ほんとうに、年々年老いてきている。

 

結局のところ、私たちはしあわせなことに、戦争を知らない。

だから、聞くしかないのだ。

聞いて、受け継いで、伝えていかねばならない。

これは、使命だなぁと最近思っていて、最近のわたしの中のテーマの一つ。

 

でも、自分のおじいちゃん、おばあちゃんに聞いても、

『あのとき、大変だったのよ〜ほぉんと。(苦笑)』

と、いう感じで、あまり多くは語らない。

語れないのかもしれないし、語りたくないのかもしれない。

けど、いつも朝早くに仏壇に手を合わせている、その姿とか、

終戦記念日のニュースを見ているときの表情。

おじいちゃんとおばあちゃんが生きている、その姿そのものが、ことばにしなくっても、

いろんなことを“語っている”のだ。

だから、焦るのだと思う。

2013-01-03 17.08.01

 

 

 

たぶん、受け継いではいるのだ。

けど、わたしの姿はそれを伝えることができるのかどうか。

 

そういうときに、今回のような美しい映画は大事なんだと、感じる。

ほんとうに、美しかった。

人も、想いも、生き方も。

 

また映画観にいこう。

そして、おじいちゃんとおああちゃんに会いに行こう。

 

ひろみ